束縛をしてしまう彼氏。
彼女を心の底から愛し、大事に思っているからこそ、束縛という行為に走ってしまうのだと思います。
彼女が「遊びに行く」と言えば「そこに男性はいないだろうか?」と不安になり、時に「○○はやめてほしい!」と相手の行動を制限させるようなことを言ってしまうこともあります。
しかし、こうした行為は彼女を自分の元に留めておくというより、彼女の気持ちを離れさせてしまうことに繋がりかねません。
束縛は自分が思っているよりも逆効果となりやすいのです。
ここでは、“それが分かっていても束縛がやめられない”という男性のための、束縛をやめる方法について書いていきたいと思います。
どの程度の束縛?
「束縛をやめたい」
そう思った時、自分がどの程度の束縛男かを考えてみましょう。
- 異性と仲良くしているのが嫌?
- 異性と連絡することが嫌?
- すぐに連絡が返ってこないと嫌?
- 同性だとしても遊びに行かれるのが嫌?
度合はいろいろあると思いますが、周囲の友人に話せないくらいの束縛だと危険な可能性があります。
「もし、逆の立場で自分が同じ束縛を受けていたらどうか?」を考えてみてください。
実際に束縛を受けている訳ではないので分からないとは思いますが、きっと窮屈で嫌だと思います。
私もかつては束縛する男だった
私も彼女を束縛をしていました。
以前、異性の人と2人で出掛けていたことがあり、特にやましいことがないとはいえ、非常に嫌な気持ちになりました。
(ただ、これは私と付き合う前の出来事。この辺からすでに束縛気質)
彼女はとてもフレンドリーなので、異性の友達も多く、そこに不安を感じていたのです。
「誰かに彼女を取られてしまうのではないか…」と。
そのため、「異性と遊ぶのやめて」とひどいことを言ってしまったのでした。
話し合い、そして考え直した。“1つの約束”
話し合い、彼女の率直な考えを聞きました。
「友人は友人!友達をやめろっていうの?!」
この言葉に、なんて自分はひどいことを言っていたのだろうと思いました。
そして、ある“1つの約束”を交わしました。
それは、「異性とは1対1で遊ばないこと」
この約束によって、私は少し安心したのでした。
我慢する日々
約束をしたといっても、すぐにその状況が呑み込めるわけではありません。
やはり、時には異性を含め、複数人と遊びに行くことがあります。
自分は我慢です。
束縛をしてはいけません。
信頼しているなら「楽しんでおいで!」と快く送り出さなければならないのです。
最初の頃はひたすら我慢しました。
慣れて信頼できるように!
彼女も毎回異性と遊ぶわけでもないですし、学校の学科やゼミなど、普通に考えたら遊んでもおかしくないメンバーと遊ぶだけです。
私は何度も「楽しんできてね!」と送り出すうちに、「あ、普通に遊んでるだけだし、別に心配する必要はないんだ」と思えるようになってきました。
何度も彼女が遊びに行くことを経験したことで「大丈夫なんだ」と信じることが出来るようになりました。
慣れて信頼できるようになったのです。
もうそれ以来、束縛することはなくなりましたし、心配することも全くなくなりました。
束縛をやめるためには訓練と慣れが必要
束縛をやめるためには、「彼女は信頼できるんだ」と思えるような経験を何度も積むことが必要だと思います。
そのためにも、実際に彼女を束縛せず、自由にしてあげることです。
こうした経験を繰り返すことで、束縛をする必要がないと分かり、束縛なんてしなくなります。
まずは我慢して、自分を訓練してみてください。
そこから、脱束縛の交際がスタートするのです。
この苦行をやるかやらないかで、将来がかなり変わってきますよ。