なんと錦織圭選手がウィンブルドン2015の2回戦を棄権することにしました。
錦織選手の試合を楽しみにしていた人も多いと思うので、非常に残念なニュースです。
「このまま戦っても勝てない」
錦織選手は、試合前に練習を行っていました。
しかし、その時に試合と同じような、ハードな動きをすると左足に痛みが走った模様。
結果、このまま試合を続けても勝てないと判断し、棄権に至りました。
治りかけにフルセットは大きな負担だった
1回戦のシモーネ・ボレリとの試合はフルセットにまでもつれ込みました。
⇒実況速報【ウィンブルドン2015】1回戦の錦織圭vsシモーネ・ボレリのスコアや勝敗結果
そして、錦織に異変が現れたのは第5セット目の3ゲーム(錦織のサービスゲーム)が終わった頃。
この時に錦織はトレーナーを呼んでメディカルタイムアウトを取りました。
また、その後の試合運びを見てみると、
- 無理をしてブレークを狙わない
- 自分のサービスゲームを集中して確実に取る
といったものでした。
この時にサーブの集中力はとてもすごいものでした。
それは、最後のポイントもセンターへのサーブだけで決めるほど。
ただ、治りかけの左足にフルセットはキツかったようです。
ボレリは何度もワイドへショットを打ち、錦織を走らせていました。
かなりの負担が左足に蓄積していたのでしょう。
4大大会はまだある!
ウィンブルドンを棄権することは錦織選手が一番悔しいと思います。
しかし、4大大会はまだ残っています。
それは、全米オープンです。
去年は決勝で惜しくもビッグサーバーのラオニッチに敗れ、準優勝に終わりました。
だからこそ、早い段階で棄権をし、次につなげるのは良い決断だったと思います。
また、9月~10月では日本で大会も行われます。
今後の活躍に期待しましょう。