テニスって本当に面白い!
そう私は思います。
ですが、テニスは1人ではなかなか練習できないですよね。
そこで、壁打ちの出番です。
私は壁打ちを2年頑張ったことで、学生時代、レギュラーに抜擢されるまでになりました。
そこで、ここでは私の経験に基づいて、壁打ちについて書いていきたいと思います。
私の好きな壁打ち場所…野川公園
私は野川公園の壁が大好きです。
特徴としては、
- 壁が長い、広い
- ベンチもあって荷物が置ける
- ネットの高さに線がちゃんと書いてある
- エンドラインもしっかりある
どれも当たり前ですかね。
ですが、とにかくめちゃくちゃ広いです。
同時に10人打っても余裕があります。
ただ、空いてるということはなく、土日は混みます。
平日であれば、多くてもちょうど埋まるくらいですので、あまり心配する必要はないです。
アクセスはあまり良くないですが、もし家が近いならかなり良い場所だと思いますよ。
1人で出来る練習について
壁があればどんな練習だって1人で出来てしまいます。
- フォア
- バック
- ボレー
- サーブ
- スライス
- ドロップショット
- ライジング
壁打ちは、完全に自分のペースで練習が出来ます。
フォーム、スイートスポット、タイミング、ラケットの角度と、ゆっくり向き合うことが出来るのです。
メリット・デメリットについて
メリット
自分から攻められるようなる
自分からボールを叩かなければ良いボールが返ってこないので、おのずと攻めボールを打てるようになります。
しっかり上回転をかけたり、フラットショットに挑戦してみましょう。
プレーが安定する
テニスを上達させたいなら、どんな時も同じフォームが実践できるように、自分の体に覚えさせなければなりません。
壁打ちで反復して同じフォームをすれば、実際の対人テニスでもそれが発揮されるでしょう。
私は周りから「安定型」とよく言われます。
ライジングが習得できる
私はこれが一番のメリットだと思っています。
やや壁に近づいた状態で壁打ちラリーをすれば、自分の近くでボールがバウンドするのでライジングを打つことになります。
これは試合の時に最高の効果を発揮しました。
私は高校時代に顧問から「ライジングがうまくなればテニスがうまくなる」と言われていました。
これは本当だと思います。
早いタイミングで的確なボールが打てるようになれば相手のバランスは崩れますので、是非習得してほしいです。
デメリット
安定するまではラリーが続かない
ナダルは「一生倒せない相手がいる。それは壁だ」みたいなことをかつて言ったそうです。
壁打ちはとにかく難しいです。
- ある程度自分からボールに力を加えて
- 壁の的確な高さに打って
- ボールに合わせて前後にしっかり動かなければならない
からです。
最初は根気が大切です。
1人で黙々と出来ない人は向かない
私は壁打ちに行くと1時間半~2時間ほど打ち続けていますが、練習は単調なので1人で黙々と出来ない人には向いていないと思います。
壁打ち場所がコンクリートで出来ている場合は2日くらいでボールがダメになる
これは別にデメリットではないと思いますが、すぐボールの周りの毛が取れ、空気も抜けていきます。
ですが「それだけ練習したんだな」と優越感も味わえるので良いと思います。
効果は?
伸び盛りの人にとってはかなり効果があると思います。
私は壁打ちを毎週1回、2年ほど続けていたら、学生時代にレギュラーになることが出来ました。
本当に壁打ちのお陰だと思っています。
もし、安定感に欠けると感じている人は壁打ちをオススメします。