2015年12月18日の18:30から全国一斉に解禁された「スターウォーズ フォースの覚醒」皆さんは見たでしょうか?私は見ましたよ。ちょうど18:30から見ることは出来なかったのですが、この日は深夜の0:20からも上映を行っていたので、その時間帯に見に行きました。
購入したチケットは2Dの字幕で、立川シネマ2の爆音上映です。いやいや、最高でした。感動しました。痺れましたよ。
そこで今回は、爆音で観た「スターウォーズ フォースの覚醒」の感想や、ストーリーの考察をしてみたいと思います。序盤は爆音の感想だけに抑えますが、どんどん読み進めていくと多少ネタバレも入ってくるので注意してください。
極上爆音上映はどうだったか?
極上爆音というのは、現在は立川のみが採用している方法です。説明ではなく実際に体感してほしいのですが、特殊な音響装置によって迫力のあるサウンド、衝撃音を表現しています。そのため、引き込まれるというか、臨場感あふれる映画を楽しむことが出来るのです。
ビリビリとフォースを感じる重低音
爆音は、とにかく空気の振動が体内に入り込んできます。そして、迫力のあるシーンや、強大なフォースを使うシーンなどで存分に使われています。
それはまるで自分がフォースを受けているかのように…
実際にフォースを受けている人は映像の中の人なのに、もう他人事じゃないんですよね。爆音はそれくらい見ている者をストーリーに引き込む力を持っています。
一度体感すると爆音以外では物足りなくなる
爆音ってどんな音響を使っているのかよく分かりませんが、空気の振動が強すぎて館内までガタガタ震えるんですよね。「おいおい、音響の機器までガタガタ言うんかい!」ってほどに。
今は4DXのようにアトラクション気分で映画を観れるところもありますが、それと同じくらいに爆音はいいものだと思います。(4DXのスターウォーズも大いに気になりますが…)
ということで、せっかく観るなら迫力とメリハリのある爆音でどうぞ!
「スターウォーズ フォースの覚醒」の感想と考察
ではメインの、感想と考察について書いていきたいと思います。まだ映画を観ていない人は読まないでください。
感想
まだまだ謎も多いけど、非常に楽しめる最高の映画だった
これからスターウォーズは7・8・9の三部作で続いていきますが、序盤のストーリーとしては最高だったと思います。過去の登場人物、新たなヒーローたち、新たな暗黒面。それぞれ存在感がありました。
また、なんといってもクオリティが高かったです。エピソード4~6の手作り感を好きな人も多いとは思いますが、その頃と比べたらみんなの演技にわざとらしさがなくなっています。とくに、序盤のストーム・トルーパーの任務遂行の姿が容赦ない感じで、悪者感がアップしていました。
ただ、謎も多く残されていて、今後が楽しみになりました。これはエピソード9が上映されるまで本気で死ねないです。
過去のシーンを思い出させるシーンがあった
ずーっと観ていくと、ところどころ過去のシーンを彷彿とさせるシーンがあったんですよね。
1つはレイとレンが戦っていて、ライトセーバーを持ったままの取っ組み合いシーン。これはエピソード3でオビ=ワンとアナキンが炎の川で戦っているシーンに似ていました。
他にも、敵の基地「スター・キラー」を倒すシーン。エピソード4の「デス・スター」を倒す展開に似ていました。
感慨深かったです。
BB-8が可愛過ぎた
新しいドロイドBB-8は丸っこくて人懐っこくて愛嬌があって可愛かったですね~。ペットにしたいレベルでした。もちろんR2D2も可愛かったのですが、BB-8はさらに喜怒哀楽がはっきりとしている感じで、人間味が感じられました。
考察
暗黒面の最高指導者は何者なのか?
エピソード6では、シディアス卿を倒し、ダース・ベイダーも息絶えたことから、帝国軍は完全に滅んだと思いました。しかし、今回の「フォースの覚醒」では、暗黒面が「帝国軍」の代わりに「ファースト・オーダー」という名で君臨していました。
また、最高指導者の名前は「スノーク」。映画で出てきていた時のものはおそらく映像で、実態ではないと思うのですが、容姿は不気味でなんとも強い力を持っていそうでした。
それにしてもいったいどこから新しい暗黒面が現れたのでしょうか?これについては手掛かりがありませんでした。気になるところです。
「あなたが始めたのもを終わらす」とは?
カイロ・レンは、もともとルークにジェダイになる訓練を受けていたようですが、スノークにそそのかされたのか、暗黒面へと引き込まれてしまいました。
ただ、レンの心にはまだ光が残っているようで、現状に迷っていたり、「祖父のダース・ベイダーよりも強くなれないのでは?」といった恐れ、葛藤があるみたいです。
ここで気になったのが、壊れたベイダーのマスクの前でレンが放った「あなたが始めたものを終わらす」という言葉。カイロ・レンはなにか、ベイダーの信念を引き継いでいるようです。ダース・ベイダーは当時、世界を征服することで平和をもたらそうとしましたが、それを遂行するという意味でしょうか?
レンがベイダーの何に感化されているのかが気になります。
フィンの故郷「あの村」とは?
フィンは子供の頃に、とある村からさらわれてストーム・トルーパーの教育を受けたわけですが、フィンが脱走した時にカイロ・レンが意味ありげに「あの村の子か」と発言したところが気になりました。
いったいどこの村なのか?もしかしたらエピソード1~6のどこかで出てきた村かもしれませんね。
レイはまるでアナキンのようだった
レイは新たな主人公ですが、素質があまりにもアナキンに似ていたと感じました。初めて操縦したミレニアム・ファルコン号を巧みに操っていましたし、強大なフォースの力も持っていました。それもカイロ・レンを上回るほどでしたね。
レイは小さい頃に家族に捨てられたみたいでしたが、いったい親は誰なのでしょうか?私はルークの子ではないかと考えてしまいます。最低でもアナキンの血筋であると思います。
ジェダイは特定の人を愛さないルールがあった?かと思いますが、ルークなら父親に似て恋愛をすると思います。だから子供がいたとしても不思議ではないです。
また、ルークの弟子であるカイロ・レンが暗黒面に寝返った時に、ルークは「自分だけでなく子供も襲われるかもしれない」と考え、とっさに娘であるレイをジャクーに置いてきたとしたら話もつながるような。
それにしてもレイのフォースが途中から完全に覚醒して、ライトセーバーも使いこなして強かったですね。ビックリしました。
まとめ
BB-8との出会いがレイの人生を大きく変えましたが、これは必然であったのでしょうか。ハン・ソロの死とフィン、レジスタンス(味方の軍)との出会い。そして最後にはルークが登場。
しかし、スノークによるカイロ・レンの修行もついに終わり、レンは暗黒卿へ。
これからレジスタンスvsファースト・オーダーの戦いは一層激しくなりそうです。とりあえず、エピソード8を楽しみに待ちましょう。