男性のコンプレックスの中でも深刻なのが、青ヒゲです。
しっかり剃ったはずでも、ヒゲが太くて濃いと、皮膚の下からうっすらとヒゲが透けて見えてしまい、それが青ひげとして現れてしまうのです。
そして、青ヒゲは女性からあまりよく思われません。今回は、青ヒゲが気持ち悪いと思われてしまう原因について書いていきたいと思います。
なぜ男の青ヒゲは気持ち悪いのか?
心理学的に青ヒゲを考えてみる
まず、心理学には、「メラビアンの法則」というものがあります。
【メラビアンの法則】
アメリカの心理学者/アルバート・メラビアンが提唱した概念。
人物の第一印象は初めて会った時の3~5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念。
メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、
- 「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55%
- 「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%
- 「言葉そのものの意味/話の内容等」の言語情報が7%
と言われている。
メラビアンの法則とは|コトバンク
これによると、人はほぼ見た目から判断されてしまうのです。
続いて、「ハロー効果」も確認しておきます。
【ハロー効果】
人物や物事を評価するとき、目立ってすぐれた、あるいは劣った特徴があると、その人物や物事のすべてをすぐれている、あるいは劣っている、と見なす傾向。後光効果。
ハロー効果|コトバンク
これによると、一部でも劣ったところがあると、その印象は全体に波及してしまうことを意味しています。
一般的に青ヒゲの印象は悪いです。また、「剃り残し?」「身だしなみに気を遣わない人なの?」などと思われてしまいがちです。すると、ハロー効果により、「この人は不潔なのでは?」といった悪いイメージが定着しやすい。
だから、青ヒゲは気持ち悪いのです。
女性は予想以上に見ている
男性同士で久しぶりにあっても、服装の話などにはあまりならないですよね?
しかし、そこに女性が加わると、見た目の会話が現れます。
これは私の経験則ですが、女性は男性の服装などをよく覚えており、小物(腕時計や靴)もチェックしています。おそらく女性は、見た目から男の強さの度合いなどを判断しているのでしょう。以前、鼻毛が出ていることを指摘された時はとても驚き、恥ずかしくなりました。「よく気付いたなぁ」と感心さえしました。
女性は、男性のことを予想以上に見ています。もしあなたが自分の青ヒゲを気にしている場合、女性もその青ヒゲに気付いています。
口周りの青ヒゲは老けてみえる
青ヒゲが目立つ人は、総じて老けてみえます。おそらく、こんな風に呼ばれたことがあるでしょう。
「おっさん」
おっさんのイメージは、臭い、加齢臭、あぶらギッシュ。気持ち悪いです。
青ヒゲは第一印象に強く残りますから、異性と良い関係を築きたいのなら気を付けましょう。