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【速報実況!メキシコオープン・アカプルコ大会準決勝】錦織圭vsアンダーソンの試合結果。スコア(得点)や勝敗について。

スポーツ

本日(2015/2/28)、午前9時頃からGAORAでアカプルコ大会の準決勝が生放送されています。

錦織圭vsケビン・アンダーソン

ここでは試合内容、結果などについて書いていきたいと思います。

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スコア

第1セット:錦織6-2アンダーソン

第2セット:錦織3ー6アンダーソン

第3セット:錦織6-3アンダーソン

第1セット

第1セットでは完全に錦織ペースでした。

ラリーになると、錦織選手はアンダーソンのバックハンド側にボールを集め、アンダーソンの動きを封じます。

そのあとにタメを作って、オープンスペース(アンダーソンのフォア側)にダウンザラインのボールを叩き込むので、エースとなります。

錦織のバックハンドが強い理由は、威力と精度の高さにあります。

通常はフォアハンドよりバックハンドのほうが威力が下がりますが、錦織選手のものには脅威があるのです。

 

また、錦織のサーブも好調。

あるサービスゲームではエースを量産し、アンダーソンは身動きがとれません。

 

アンダーソンも反撃のためにネットに詰めてプレッシャーをかけようとしていますが、錦織のショットに苦しんでいる様子です。

このセットは6-2で錦織が獲りました。

第2セット

このセットでは錦織のファーストサーブの入りがよくありません。

また、アンダーソンはバックハンドで打つ時にダウンザラインに配球するなど、第1セットの時よりコートを広く使うようになってきました。

途中までは競っていましたが、第6ゲームの錦織のサービスゲームをブレークされてしまいます。

2-4でアンダーソン優勢に。

その後のアンダーソンのサービスゲームもネットに詰めてボレーできっちり決めるなどし、キープします。

2-5と錦織ピンチ。

 

第8ゲーム(錦織サービスゲーム)は、追い詰められているから大事なところでダブルフォルトをし、30-40と劣勢に。

ラリーをしていても我慢比べといった感じです。

しかし、最後はアンダーソンが攻め急いで角度をつけたショットをネットにかけ、錦織キープに成功。

 

運命の第9ゲーム。

アンダーソンのラリーに強さが見えました。

錦織が左右に振られ、最後はボールをネットにかけてしまうといった場面がよく見られました。

そして最終的にアンダーソンのサーブがエースとなり、この第2セットはアンダーソンがものにしました。

 

第2セットは3-6でアンダーソン

第3セット

最初のほうからアンダーソンの意標をついた積極的なプレーが見られます。

ネットプレーや今までより攻撃的なプレーです。

もともとアンダーソンは背が高いので、前に出て来られると錦織にはプレッシャーになっている様子。

なんと第1ゲーム(錦織サービスゲーム)はブレークされてしまいました。

ピンチです。

 

しかし第2ゲームではアンダーソンが「しっかりキープしなければ」と意識したのか、勢いに乗れません。

あっという間に0-40と錦織が有利に。

その後、アンダーソンもサービスエースなどで粘りましたが、最後はショットをアウトし、錦織がブレークに成功しました。

 

第3ゲーム。

お互いの意地と意地がぶつかり合いウィナー合戦!

アンダーソンのショットはボールをゆがませるような威力を見せますが、錦織はそれにうまく対応し、見事キープをしました。

 

第4ゲームは錦織がかなり有利に試合を運びました。

錦織はポジションを前にとり、攻撃的なプレーをしました。

すぐさま0-40と錦織にブレークポイントが来て、このゲームをブレーク!

 

第5ゲームは錦織の攻めに力みが見えました。

決定打をネットに。

15-40とブレークポイントを握られます。

しかしそのあとのラリー戦では左右に振られながらも抜群の読みを見せ、アンダーソンは立て続けにボールをネットにかけます。

デュースに持ち込みます。

このあともアンダーソンがネットにかけ、なんとかこのゲームをキープしました。

危なかったです。

 

第6ゲームは、アンダーソンがようやく自分のサービスゲームをキープしました。

錦織がきれいなロブショットを決めるなどしましたが、アンダーソンのサーブがよく決まりました。

 

第7ゲームは、ザ・錦織というようなプレーが随所に見られました。

ショットがいくつもウィナーとなり、アンダーソンを苦しめます。

錦織キープに成功。

 

第8ゲームはアンダーソンのリズムで進みました。

サーブからの展開がはまり、スコア的には追い詰められていますが、ラブゲームでアンダーソンがキープをしました。

 

錦織大手の第9ゲーム。

このゲームは錦織が支配しました。

瞬く間に40-0と差をつけ、最後はセンターへのサービスエースを決めました。

第3セットは6-3で錦織が勝利。

まとめ

第2セットをアンダーソンに獲られ、ファイナルセットはリードを許すなどし、「錦織危ういのでは?」と思いましたが、やはりトップ選手。

錦織は追い詰められても簡単なミスはしません。

逆にアンダーソンはネットにボールをかけるミスが目立ちました。

これらの結果から、「錦織選手の精神力は凄まじいものがあるな!」と感じました。

世界ランク5位に居続けるプレッシャーに打ち勝ち、ここまでのパフォーマンスを出すことが出来るということは本物のトップ選手だということの証明です。

そして今日で錦織は世界ランク4位に確定しました!!!

4強です!!!

次回の決勝も楽しみにしましょう。