ふらっと買い物に出掛けると、周りにはバッグや衣類、化粧品。
買うものはすでに決めていたとしても、
「これ、良さそう!」
「今すぐに買いたい!」
と、全然買う予定のなかったものを欲しくなってしまうことがあります。
こんな時、あなたはしっかり我慢できますか?
それとも衝動買いしてしまいますか?
もし、購入してしまうようなら注意が必要です。
ここでは、どうして絶えられないほどの物欲が湧いてくるのか?物欲が強い人の心理状態はどのようなものなのか?について書いていきたいと思います。
現状に満たされてないと、衝動買いに走ることがある
普段の生活に達成感がない
例えば専業主婦をしているAさん。
日頃から育児や家事で忙しく、休む暇もありません。
こうした多忙な日々を長く続けていても、夫は感謝もしてくれず、ストレスは溜まるばかり。
いくら頑張っても気持ちは満たされません。
そんな時に、何か高い買い物をすると、それだけでドーパミンなどの快楽ホルモンが出て、満足感を得ることが出来ました。
やがて「何か買いたい!」「買い物に行きたい!」と物欲を抑えることが出来なくなってしまいました。
このように、「満たされたい!」という欲求が「買い物をしたい!」という欲求にすり替わってしまうのです。
愛の欠如
これも上記と同じようなことです。
例えば、交際が続いていくにつれてマンネリ化。
彼女は愛を求めているのに、彼氏はそれに答えてあげないと、「愛の欲求」が「物欲」に変わってしまうのです。
認められたいという欲求
会社で嫌なことが続き、気持ちが滅入ってしまうことも、物欲が高まる原因となります。
人は、他人に認められることで満足を得て、「もっと頑張ろう!」「さらなる目標を立てよう!」と奮起します。
しかし、なかなか思い通りに事が進まず、気持ちが沈んでいる場合には、仕事の他に欲求を求めます。
そんな中で一番簡単で手っ取り早いのが“買い物”です。
「お金さえ払えば欲しいものが手に入る」
こうして強い物欲が生まれるのです。
日常生活で“満足”を得られていないようなら、少し注意をしてみてください。
最近、無性に物が欲しくなってはいませんか?
容易にクレジットカードを使用していませんか?
「買い物中毒」になる前に、何か達成感のある趣味・目標を立ててみましょう。