家庭内別居をしていても離婚にまで発展しないことがあります。
その理由の1つが「子供のため」です。
- 離婚をしたら子供に寂しい思いをさせてしまうから
- 悪影響を及ぼしてしまうから
しかし、それは本当に子供のためになっているのでしょうか?
ここでは、家庭内別居による子供への影響などについて書いていきたいと思います。
家庭内別居は子供の心を傷付ける
「自分のせいなんじゃないか?」と考えてしまう
家庭内別居が進み、両親がお互いに会話しなくなってしまったり喧嘩ばかりになってしまうと、子供は過敏に気にかけてしまいます。
両親のそんな雰囲気が嫌で、子供がムリに話題を振ったり、どうにかして雰囲気を改善させようとします。
それでも両親の仲が改善しないのが現実です。
時に両親が、
- 子供のテストの点数が良くないと言い争いをする
- 進学について揉める
こともありますよね。
kのように子供に関することで両親が喧嘩をすると、子供は必要以上に自分に責任を感じてしまいます。
しかし、だからといって子供が勉強を頑張ったところで結局両親の仲は良くなりません。
子供は「本当は自分なんかいないほうが良かったのではないか…」と自分を追い込んでしまうのです。
本当の気持ちを抑えつけてしまう
子供は観察力が鋭く、両親の仲の悪さを敏感に察知します。
また、お互いが苦労していることも理解しています。
そうすると、これ以上両親に負担やストレスをかけまいとわがままを言わなくなります。
両親に甘えたい・頼りたい盛りの時期に自分の気持ちを抑えつけてしまうのです。
親からすれば、子供が本音で話してくれなくなるということです。
家族なのに本当に大切なことを共有できない…
家庭内別居をしていたとしても、子供を大切にする気持ちは忘れてはいけないのです。