いまやネット社会。
Youtubeやニコニコ動画によって、好きな時に好きな動画を見ることが出来ます。
しかし、ネット上で観れてしまう動画はすべて合法という訳ではありません。
中には著作権を無視して、違法に動画がアップロードされていることもあります。
そこで、ここでは、今どんな実態があるのか?どんな罰則があるのか?何が違法なのか?について書いていきたいと思います。
著作権違反の実態
テレビや漫画に関する著作権違反の検挙状況については、
2011年:225件
2012年:240件
2013年:362件
と2013年から一気に件数が伸びています。
どうしていきなり増えているかというと、それだけ取り締まりが強化されたのだと考えられます。
例えば、
2014年の9月25日までに、FC2動画にテレビ番組などを違法アップロードしたとして全国から16人の男が一斉に検挙されています。
どんな罰則があるのか?
違法アップロード
著作権のあるテレビ番組などネット上にアップして公開すると、「著作権違反」になります。
罰則としては、
- 10年以下の懲役か1000万円以下の罰金またはその両方
が科せられます。
ものすごく重い罰則が設けられているのです。
違法ダウンロード
違法にアップロードされた動画などを、“違法配信”と知っていてダウンロードをすると法律違反になります。
また、そのアップロードされた作品が“有料配信などとされている番組”の場合、
- 2年以下の懲役か200万円以下の罰金または両方
が科せられます。
違法な動画に関わることはしてはいけないのです。
いつの間にか法律の違反者になってしまわないように個々人が注意しなければなりませんし、何より動画サイトの運営側は取り締まりを一層強めてほしいと思います。
何が違法なのか?
キャラクターに注意
ディズニーランドなど、キャラクターが写った写真を無断にブログなどに載せると、“複製”と判断されます。
なんとなくしてしまいがちですが、注意しましょう。
好きなアーティストの歌詞に注意
音楽データをアップロードするのはダメなことですが、歌詞を無断でネット上に公開することも禁止されています。
気を付けましょう。
1月22日から3月31日まで、民放連では「放送番組の違法配信撲滅キャンペーン」の一環としてCMを流します。
これをきっかけに、今後はさらに取り締まりが強くなっていくと思われます。
ネット環境が手元にある世の中だからこそ、一人ひとりが気を付けなければならないのです。