「節約したい!」
「必要なもの以外は買いたくない!」
そう願っても、抑えきれないのが物欲です。
この欲求は厄介なもので、究極的にひどくなると破産する可能性もあるのです。
そこで、ここでは、どうしたら尽きることのない物欲を抑えることが出来るのか?対策について考えていきたいと思います。
その物欲にしたがって買ったものには、満足していますか?
デパートやショッピングモールを歩いていると、欲しいものがたくさん目に映り、多くの誘惑に駆られることになります。
時には、予定していなかったものを衝動買いで買ってしまうこともあると思います。
その時に考えてほしいことは、
- 今買ったものは今後本当に使うものか?
- 買って後悔していないか?
ということです。
もし、後悔しておらず、しっかりその買った商品を使うのならいいのです。
ですが、今まで買ったものに対して後悔しているのなら注意が必要です。
買い物中毒の疑いがあります。
この中毒は、商品を買う前の状態・モノを欲している状態で一番快楽を感じ、いざ買って手に入れてしまうと嬉しさが冷めてしまうのです。
そして買ったものを全然使わなかったりします。
「最近衝動買いしたものに満足していますか?」
満足ではなく後悔しているのならば、危険信号です。
買い物に行く時は、リストを作成して必要以上にお金は持たない!
欲しい物が視界に入ってしまうと物欲が湧いてしまうと分かっているのなら、その前に対策をしておくことが重要になってきます。
買い物に行く前に、“買うものリスト”を作成し、必要以上のお金を財布に入れないようにするのです。
また、その時はクレジットカードや銀行のキャッシュカードも同時に財布から取り出しておくようにします。
余分なお金さえ持ち歩かなければ、予定外のものを買うことは物理的に不可能。
自分を強制し、コントロールするクセを付けましょう。
買うこと以外に熱中できることを見つける
物欲を抑えるためとはいえ、買い物を無理して我慢しなければならない状態はストレスがかかります。
そこで、我慢というネガティブな対策だけに焦点を当てるのではなく、ポジティブな対策も取り入れていきましょう。
“何か熱中できるような、達成感を味わえるような趣味や活動を、普段の生活に取り入れてみる”
例えば、
- 登山
- カメラ・写真
などはどうでしょうか?
登山であればキレイな景色を見ることが出来、頂上に着いた時には大きな達成感を味わえて、満足感が得られます。運動なので健康にもなれます。
また、カメラ・写真なら、一度カメラが手に入ればあとはシャッターを押すだけでキレイな写真がいくつも手に入ります。
生活に楽しいことを増やすことで、自然と物欲から気をそらすのです。
この方法は、「買い物を我慢している」という意識がないので、ストレスの少ない物欲抑制方法になります。
断捨離をしてみる
断捨離をすると、物欲が収まると聞いたことがあります。
断捨離は、自分の元から所有物を手放すことです。
捨ててしまえば、今後一生そのものが自分の元に戻ることがありません。
これは物欲を我慢することと似ていて、買わないという選択は、そのものが自分の元に来ることはないということ。
また、断捨離をすることで、意識改革をすることも出来ます。
- 本当に必要なものは何か?
- これはいらないんじゃないか?
こうしたことを改めて考えることで、いざショッピング中に欲しいものに出くわしても「本当に必要?」と考えることになります。
考えるクセが付くのです。
もし物欲に悩んでいるのなら、一度思い切って「断捨離」を実行してみましょう。
物欲・衝動買い・浪費癖は、症状がひどくなると「買い物中毒」と呼ばれるようになり、時に破産、身の破滅を引き起こす場合もあります。
そうならないように、今一度自分を見直してみましょう。