「これから大学生活だ!」
と思った時に考えること、それは“サークルに入るべきかどうか?”です。
キャンパスライフと言うと何かサークルに入って青春を謳歌するようなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
じゃあ逆にサークルに入らなかったらダメなのか?
ということで、ここでは“サークルに入るべきか”について考えていきたいと思います。
私はサークルに入らなかったことがないので分かりません。
「サークルには入るべきか?」
という問いに答えられるのは、大学生活中にサークルに入っていた時期と入っていなかった時期を経験している人だけだと思います。
私は大学の4年間、テニスサークルにずっと参加していました。
したがって、どちらがいいかを答えることは出来ないのです。
しかし、その代りにサークルに入っていた経験を述べることは出来ます。
サークルに入って変わったこと
根暗から少しはマシになった
私はもともとテンションが高いほうではありませんでした。
とっても地味系男子でした。
それなのにテニスサークルに入った理由としては、高校から始めたテニスが大好きだったからです。
そのため、大学に入る前からテニスサークルに入ることは決心していました。
実際に入ってみると、周りは愉快でテンション高めな人が多かったです。
このような環境の中にいると、やはり人は変わるもの。
二十歳の成人式の時に久しぶりに会った友人とカラオケに。
すると、私からしたらみんながテンションが低めに思えたのです。
最終的には私が盛り上げ役となっていました。
この時、「あ、知らず知らずのうちに変わっていたんだな」と感じたのでした。
サークルに入って良かったこと
自然と友達が増える
サークルに入ると必然的に友達が増えます。
一緒に同じ活動をすることで、親密度も高まります。
「友達欲しい!」と思っている人は、何か入りやすいサークルを見つけるのが良いでしょう。
ちなみに、私は学科の中では友達が10人以下とかなり少なかったです。
サークルに入っておいて良かったです。
年代を越えて飲み会を開く
サークルに入ると、だんだん自分と合う人が出てきます。
それは先輩後輩問わず、です。
すると、気の合う仲間だけで「○○会」と称し、定期的に飲み会を開くようになったのです。
普段は言えないようなサークルの愚痴や、大学の話などで盛り上がりました。
自分と気の合う人だけで集まると気軽で楽しいのです。
人生初めての彼女が出来た
私は生まれてから20年間、彼女というものが出来ませんでした。
それもそのはずです。
私という男は世間で言う「草食系」だったのですから。
しかし、後輩が出来ると、中には先輩に憧れを抱く人も出てきます。
それがたまたま私でした。
このように奇跡に近いことも起こりうるので、この時は「サークルに入っていて良かったな」と思いました。
就活をする際、企業への提出物にサークルのことが書けた
就活をするようになると分かりますが、どこの企業からも「エントリーシート(ES)」という名の書類提出を求められます。
これには、
- 大学生活で一番頑張ったことは何ですか?
という質問が必ずといっていいほど入っています。
はっきりいって私は、サークルに入っていなかったら書くことがありませんでした。
ゼミやバイトもしていましたが、得意げにアピールできるほど頑張ってはいませんでしたし。
サークルならば、先輩になれば必然的に取りまとめ役などの役職をする可能性が高いので、それを書けます。
エントリーシートと面接の受け答えには存分にサークルの話を盛り込みました。
この時は、サークルに入っておいて良かったと思いました。
サークルに入って良くなかったこと
集団行動には必ずある、皆との協力
サークルは顧問などが付きっきりになることはなく、ほとんどが学生主体で行われます。
そのため、学生同士協力する必要があります。
1人だけわがままを言ったり、非協力的だと輪が乱れます。
また、集団行動であれば気の合わない人と遭遇することだってあります。
そういったところには、大変さがあります。
総合的に見ると、私は「サークルに入っておいて良かった」と思っています。
人は過去の出来事を美化する傾向にあるので私も「サークルに入っておいて良かった」と言っているだけかもしれませんが、彼女が出来たことはデカいです。