冬のように乾燥する季節ではインフルエンザに注意しなければなりません。
それは外でも家の中でも同じです。
特に湿度に注意することで感染を予防することが出来ます。
ということで、ここではインフルエンザと湿度の関係、推奨湿度、対策方法について書いていきたいと思います。
室内の推奨湿度について
室内の湿度は最低でも50~60%に保つことが推奨されています。
湿度は高ければ高いほどウイルスは死滅するのです。
話は逸れますが、喉の乾燥を防ぐことが出来るマスクはインフルエンザ予防に最適です。
⇒インフルエンザ予防対策。マスクで防ぐことは出来るのか?うつらないための正しいつけ方や効果について。
湿度の%とウイルス生存率の関係
あるテレビで専門家が言っていました。
湿度20%の時、ウイルス生存率66%
湿度50%の時、ウイルス生存率4.2%
乾燥時、ウイルスはなかなか死滅しないのですが、50%以上にしっかりと湿度を保てばウイルスの生存率をかなり下げることが出来ます。
東京では湿度25%以下になると乾燥注意報が発令される
気象庁には「乾燥注意報」というものがあります。
東京では湿度25%以下になると発令されます。
気象庁調べによるデータを見てみると、1年の中で主に11~4月に発令されることが分かりました。(東京)
冬は特に、乾燥には注意しなければなりません。
加湿器以外での湿度対策
家の中の湿度を保つためには、加湿器が一般的です。
しかし、買わなくても乾燥対策は出来ます。
濡らしたタオルを部屋に掛けておく
乾燥していればしているほど、タオルから水分が気化します。
湿度を保つことが出来ます。
洗濯物を部屋干しするのも効果的です。
風呂使用後にドアを開けておく
お風呂でお湯を使った時に発生する水蒸気を、部屋に送るためにドアを少し開けておきましょう。
普段の生活の中で室内の湿度を上げることは可能です。
少しの意識でインフルエンザの脅威を小さくしていきましょう。