学生の頃は作文、小論文など文章を書く機会が多いです。
そして私は文章を書くことが苦手です。
文章は自分で言葉をつなぎ合わせて作っていかなければなりません。
数学のように答えが1つに決まっているわけではないので、「こんな書き方でいいのかな?」と不安になってしまいます。
そこで、どうしたら文章がうまく書けるようになるのかについて考えていきたいと思います。
まずは良い文章に出会うこと
良い文章を書けるようになるためには、まず“良い文章に出会うこと”が必要だと思います。
私は読書が嫌いです。
小さい頃から文章に触れ合ってこなかったため、文章を作ることに苦手意識が芽生えてしまいました。
すると、悪い影響はあとになって響いてきます。
入学試験や大学での論文作成、就職活動の選考で作文を求められた際にボロが出てしまうのです。
読書が趣味の友達は作文がうまかった
小学生の頃ですが、よく作文を褒められている友人がいました。
その人は読書が趣味で、夏休みの読書感想文なども喜んでこなしていました。
ある時、こんなことを言っていました。
「作文書く時に、よく読んでる本の文章に似ちゃうんだよね。だから別に作文がうまい訳じゃないよ」
私はこれを聞いた時、「自然と文章作成能力が身に付いたんだな!」と思いました。
そして、“良い文章に出会うこと”で文をうまく書けるようになるのではないかと考えるようになりました。
文章を読む時に意識をする
本や新聞の社説を読むことは良いと思います。
文章に慣れることが出来ますから。
しかし、ただ漠然と読んでいては効果は半減してしまうと思います。
「この文章は主張をしているのかな?」
「この文では具体例を示しているのかな?」
と、それぞれの文の役割を自分なりに考えながら読み進めていくのです。
そうすると、だんだんパターンなども身に付いてきて、いざ文を書く時もそのパターンに当てはめて書けるようになっていくと思います。
私はこうやって文章を作る
それでも文章作成がうまくない私はいくつか本を読んで、どうやったらうまく文が書けるようになるかを調べていました。
すると、
- 最初に骨組みを作る
- それに肉付けしていく
という方法を発見しました。
まずは、流れを考えます。
- 「自分が言いたいこと・主張したいこと」を短い文で書いて、これからどんなことを書くかを読者に伝えるようにする
- 「そう思ったきっかけ」(こんなことがあった)と伝える
- 「経過」で、きっかけからどんな経緯で結論に近づいたかを書く
- 改めて「自分が言いたいこと・主張したいこと・結論」を書いて締めくくる
です。
具体的には、
- 私はテニスが大好きです。(主張したいこと)
- 小学生の頃に親に連れられて、初めてテニスを始めました。(きっかけ)
- すると、一生懸命走ってボールを取れた時、うまくラリーが出来た時に充実感を味わうことが出来、すぐにのめり込んでいきました。(経過)
- 最近では休日になると、よく親とテニスをしています。今後はもっとテニスがうまくなるように練習を頑張っていきたいです。(結論)
のように文を書いていくのです。
これが骨組みです。
さらにボリュームを増やしたい場合は具体例を書いていけばいいだけです。
こうして肉付けをうまくしていけば、相手にも情景が浮かぶほどイメージしやすい文章が作れます。
あとは練習あるのみです。
回数をこなしていけば、自分が納得のいく文章をかけるようになりますよ。