フリーターやニートでも生きていくことは可能ですが、自立をしたいのであれば、福利厚生のある企業の正社員になったほうが有利です。
もちろん会社に入っているからといって安全ではありませんが(大手企業でもリストラはある)、やはりフリーターなどとは待遇が雲泥の差であると思います。
もちろん企業によって変わってくるのですが、例えば、
- 社会保険
- 住宅補助
- 家族手当
- 育児補助
などの福利厚生を受けられることがあります。
これらによって生活に余裕が出たり、精神的に安心した生活が出来るようにもなります。また、経済力が付けば結婚出来る可能性だって上がるでしょう。
しかし、フリーターやニートは正社員でないブランクがあることで、なかなか正社員になることが難しいように考えられています。
ですが、私はそれは違うと思っています。
ここでは、私がフリーターになった時に役だった求人サイトや、就活の方法について書いていきたいと思います。
私は新卒正社員になって3ヶ月でフリーターになった
私が大学4年生の頃は、周囲の友達と通常通り就活し、比較的順調に内定をもらえたほうでした。しかし、私は性格的に打たれ弱く、あまり頭ごなしに言われることに慣れていませんでした。
大学を卒業し、最初に就いた会社では、部署が小さく上司との距離が近い。また、上司もたった2人しかおらず、毎日朝から晩までずっと一緒にいるような感覚でした。
仕事の内容としては、勉強をして習得するというより、実際に経験を積んで覚えていくものです。しかし、この時の上司はミスを続ける私にだんだん強く当たるようになり、次第に心が病んでいきました。
辛い時期が2ヶ月ほど続き、とうとう限界が来てしまいました。
退職…
入社してからたった3ヶ月でした。
この時はまだ自分だけの仕事を任せてもらっていなかったので、辞めると決まった時は結構なスピードで手続きが終わり、あっという間にニートに…
「これからどうしよう…」
将来を悲観し、かなり気持ちが沈んでいました。
公務員試験を受けるも失敗
会社勤めをしていた時は一人暮らしをしていましたが、辞めてからは実家に帰りました。
ニートの状態で、
「何かしなければ…!でも何をすれば…?」
と自問自答をする日々。
そして、ある決断をしました。公務員試験を受けることにしたのです。
私の友達には去年大原に通って公務員の勉強をしていた人がいたので(この友人は公務員になった)、土日の休みで公務員試験について教えてもらうことに。
すると、独学でも、良い参考書を選んで買えばそれなりに力が付くことが分かりました。この頃はもう7月です。
すでに市役所等の公務員試験は始まっています。私が狙うのはB日程(夏頃の試験)とC日程(秋頃の試験)です。この年のチャンスはもう残り少なく、すぐにでも勉強を始め、出せる力を十二分に出さなければ受かることなど到底できません。
1日・1ヶ月・3ヶ月のスケジュールを立て、1日に12時間ほどの勉強をしました。
結果としては、1次試験の筆記試験で落ちるところもあれば、筆記試験・グループディスカッションを通り、3次試験の論文試験まで進むところもありました。
ですが、結局受かるところはありませんでした。短期的な勝負だとやはりキツイものがあったのです。
この頃は、
「このまま勉強をして来年の公務員試験を受けるか」
「このまま勉強をしても受かる保証はないため、民間に切り替えるか」
をとても悩みました。
そして結局、民間企業を受けることに決めました。
たまたま登録した就活サイトがフリーター・ニート専門のものだった
民間企業の就活をすると決めた日から、とりあえず求人サイトに登録をするようになりました。一応、大学生の頃に就活は経験していたので、どんな就活サイトを利用すればいいかは知っているつもりでした。
まず最初は、多くの求人サイトが集まる「リクナビNEXT」に登録し、色々な企業の求人を探せるようにしました。
また、他にも登録した求人サイトがいつくかありましたが、その中にたまたま既卒・第二新卒・フリーター・ニートなどの若者向けのサイトもあったのです。
それが、「就職Shop」でした。
この転職サイトはどういったところかというと、
- 既卒・第二新卒の若者を対象にしている
- 求人はほとんどが中小企業
です。
たまたま登録をしていただけだったので最初に連絡が来た時は怪しみましたが、実際にこの求人サイトを運営している会社に行って無料カウンセリングを受けると、色々とサポートをしてくれるのだと分かりました。
サポート内容としては、
- 自分に合った求人紹介
- 面接の練習
- 企業の選考の日程を決めてくれる
などです。
選考の本番以外はすべてのアドバイス・サポートをしてくれるとイメージすればいいと思います。特に、私自身が選考の日程決めなど、企業と直接やり取りをせずに済んだのでとても楽でした。(すべて、専属のアドバイザーさんが行ってくれます)
また、求人は中小企業が中心なのですが、「就職Shop」の社員の方は営業として実際に求人を出してくれている企業に足を運んで、社風などを把握していました。
そのため、「この会社の雰囲気は○○な感じだよ」と教えてくれることもありました。普通ならなかなか分かることではないので、こうした情報は企業を決める時に助かりました。
もしハローワークなどを使っていたらここまで企業のことは分からないと思いますから、そういった点ではこうした求人サイトを利用して良かったと思います。
私の専属アドバイザーさんも、「福利厚生がヒドイ企業の求人は集めてないよ」といっていたので、ブラック企業などに引っかかる可能性も低いと思います。まぁもちろん自分でしっかりと判断する必要はありますよ!
公式サイト⇒就職Shop
優良な中小企業を選び、ハイスピードで再就職することが出来た
私はフリーター・ニートに適した求人サイトを利用したことで約1ヶ月というスピードで内定をもらうことが出来ました。
こうした経験から言えることは、「フリーター・ニートで正社員を目指しているのなら、その状況に適した求人サイトを利用すると有利に就活が出来る」です。
通常の求人サイトでもいいのですが、そうしたところの求人はどうしても条件に「社会経験3年以上」が含まれていたりします。それだけで「フリーターやニートは不利になってしまうのでは?」と思ってしまいます。
まとめ
実際にカウンセリングを受けると自分と似た境遇の人もたくさんいるので利用はしやすいと思います。
就活・転職は、年齢が低ければ低いほど有利です。タイミングを逃さないように頑張っていきましょう。