本日放送されていた番組「夢対決2015とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」に、2014年に大活躍した錦織圭選手が出ていました。
また、途中から伝説のテニスプレーヤーが出てきたりと史上最高のテニス対決でした。
それでは、その試合内容や結果などについて書いていきたいと思います。
これまでのおさらいととんねるずの準備
錦織圭選手の順位について
錦織圭選手は、
2010年56位
2011年24位
2012年15位
2013年11位
と着々とランキングを上げてきました。
2014年にはジョコビッチ倒し、ATPワールドツアーファイナルズにアジア勢初で出場、ベスト4に輝きました。
そして、ランキングは世界ランク5位で2014年を終えました。
とんねるずの特訓
石橋貴明は53歳。
木梨憲武は52歳。
2人は今回の試合のために、8ヶ月の猛特訓をしていました。
会場
会場は有明コロシアム。
サーフェスはATPワールドツアーファイナルズと同じハードコートです。
錦織圭とマイケル・チャンの出会いはこの番組だった
なんとマイケル・チャンと錦織圭が出会ったきっかけは2012年1月に放送された「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」でした。
ただ、新聞には親善試合で出会ったと書いてあったようです。
新聞側も「とんねるずの番組がきっかけ」とは書けなかったようですね。
親善試合よりも先にこの番組の収録があったのですから、本当のようです。
ルール
- 6ゲーム先取の3セットマッチ
- 3対2(とんねるず&マイケル・チャンvs錦織圭&松岡修造)
- サーブの順番は自由
第1セット
錦織&松岡ペアは例年通り強かった
最初は石橋貴明が錦織圭のリターンを空振りしたり、ボールをネットにかけて「これは圧倒的なのか?」と思っていました。
しかし、途中からマイケル・チャンのコースをついたスマッシュや、石橋の深いスマッシュが決まり、第1ゲームはとんねるず&マイケル・チャンが制しました。
ただ、それ以降は錦織&松岡ペアが完璧にペースをつかみ、スコアは、
錦織&松岡4-1とんねるず&マイケル・チャン
に。
最初の秘策「二刀流」
そこでとんねるずが秘策を出してきました。
6ゲーム目は木梨がラケットの二刀流を始めたのです。
すると2ポイント連続で木梨が決めました。
しかし、その後は木梨自信がラケットの使い分けが出来ずに混乱し失点。
すぐに1本に戻していました。
石橋の「ダウンザライン」宣言
突然石橋が、「ダウンザラインを狙う!」と言い始めました。
※ダウンザライン:ストレートにショットを決めること
最初の何度かは失敗しましたが、狙い続け、ついに石橋は松岡修造のサーブをキレイにダウンザラインで決めたのです。
これはうまかったです。
しかし第6ゲームも錦織&松岡ペアが取りました。
スコア5-1で錦織&松岡ペア優勢。次の秘策は「ネット移動」
「ボールを怖がっていてはダメだ!」
マイケル・チャンはとんねるずに言いました。
第1セットが追い詰められていたためです。
すると、とんねるずはさらなる秘策「ネット移動」を繰り出しました。
ネット移動とは、ネットをとんねるず側に移動させることです。
これによって、とんねるずの打ち返せる面積が1.5倍、さらに自分たちの守る面積が少なくなります。
これは、それなりにとんねるず側に有利になりました。
しかし、最終的には錦織圭のボレーやスマッシュが決まったり、ラケットを逆に持ってグリップ部分でボレーするなどの珍プレーによって、第1セットは錦織&松岡ペアが6-1で勝利。
第2セット
アガシ参戦
ネットは通常の状態に戻りました。
そして第2セットからは、なんと伝説の選手「アンドレ・アガシ」がとんねるずサイドに参戦してきました!
マイケル・チャンとアンドレ・アガシがコートの後ろに構え、石橋と木梨はネット際に立って勝負です。
というより第1ゲームはとんねるずはネットの端に隠れてるだけでした。
チャン&アガシvs錦織&松岡の勝負です。
アンドレ・アガシは、
- 鋭いリターン
- 早いタイミングで打ち返すライジングショット
- 鋭いバックショット
を披露しました。
また、4人ボレーを見せてくれたりと非常に会場を沸かせてくれました。
そして第1ゲームはとんねるず側が取りました。
とんねるず側の優勢続く!と思いきや…
アガシが加わったことで、かなりとんねるず側の力が増加したように感じます。
また、アガシの米国のコメディ性も加わり試合が楽しくなりました。
第2ゲームもとんねるず側が取り、錦織&松岡ペアは劣勢に立たされました。
しかしアガシがボールをわざと空振りしたり、石橋に「カモン!!」というデカい声援を連発することでとんねるずが困惑。
プレーに響き、スコアはあっという間に2-2に。
さらに錦織&松岡ペアが試合の流れを掴み、5-3ととんねるずペアを引き離しました。
第9ゲーム!これを落としたら負けるとんねるず。最後の秘策「石橋チャレンジ」召喚!
完全に追い詰められた、とんねるず&チャン&アガシチーム。
そこで石橋が最後の秘策を出してきました。
それは「石橋チャレンジ」
去年までは石橋が「修造チャレンジ」の生徒を用意していました。
しかし、今年は石橋が事前に小中学生3人の女子を用意していたのです。
この子たちは、大会優勝、2位などの実績を持っているすごい人たちです。
とんねるず(2人)&チャン&アガシ&石橋チャレンジ(3人)
vs
錦織&松岡
です。
【7人vs2人】という展開。
とんねるず側は、
- アガシの超アングルバックショット
- 石橋のコースをついたボレー
- 石橋チャレンジの子たちの的確なラリー
などによって、奮闘しました。
対して錦織&松岡ペアは、
- 粘り強いプレー
- 錦織の、子供にも厳しいセンターを狙ったサービスエース
などによって強さを見せつけてくれました。
子供たちがミスをした時には松岡修造が「これが世界だ!」と熱く叫んでいました。
非常に印象的でした。
最終的には石橋のボレーがサイドアウトしてしまい、錦織&松岡ペアが勝利しました。
結果
第1セット…1-6で錦織&松岡ペア勝利
第2セット…3-6で錦織&松岡ペア勝利
こうして2015年の試合は幕を閉じました。
これで【とんねるずvs錦織&松岡】の戦いは、5年連続で錦織&松岡の勝利となりました。
最後に石橋さんは錦織選手に、
「来年はグランドスラムの勝者として戻ってきてほしい。ただ、1回だけ女の子に強いサーブを打ったのはダメだぞ」というコメントをしていました。
去年は日本中から注目を浴びた錦織圭選手。
そして2015年は1月にさっそく全豪オープンが控えています。
全豪オープンは1月19日に始まり、今年はWOWOWに入会していなくともNHKで観ることが出来ます。
絶対応援しましょう!