大学生活が終わってしまうことにとても寂しく思う人は多いのではないでしょうか?
4年間(専門なら2年)付き合ってきた友人と別れ、これからは一社会人として自分の人生を歩んでいくわけです。
何か自分が突然1人になったような感覚を味わうため、とても寂しく感じてしまいます。
そこで、そんな寂しさをどうしたら紛らわせるのか、考えていきたいと思います。
どうして寂しいのか?
もう大学生活に戻れない寂しさ
まず最初に、どうして大学卒業が寂しいのか理由を考えてみましょう。
これは人それぞれ違うと思いますが、大学生活が充実していればしているほど寂しいと感じるのではないかと思います。
大学生活というものは、小学校~高校までと違い、比較的自由度が高いです。
- 授業は選択式のものもあり、1週間のスケジュールを自分で調整することが出来る
- 夏休み、春休みが長く、旅行など楽しい思い出がある
- サークルや部活に精を出し、かけがえのない友人と出会えた
卒業というのは、こうした生活が終わりを迎えるということなので、それは当然寂しく感じてしまうでしょう。
次に友人と会えるのはいつになるのか分からない寂しさ
学生生活をしていた頃は、学校に行けば友人と出会うことが出来ました。
しかし、社会人になればどうでしょう。
基本的に主な集団生活の場は会社となり、友人と会えたとしても土日祝日。
また、積極的に会う約束をしなければ会うことはありません。
さらに転勤などがあれば、会うこと自体がとても難しくなってしまうでしょう。
「次に友人と会うのはいつになるだろうか?」
「今後本当に友人と再開することは出来るのだろうか?」
こうした不安が、卒業を寂しく感じさせるのです。
紛らわすには考えを変えてみる
これらの寂しさを紛らわすためには、根本の考えを変えてみることが重要です。
“何かをして紛らわす”
のではなく、
“考えを変える”
ことで、寂しくならないようにするのです。
「もう大学生活に戻れない…」の寂しさをなくすために
自由で楽しかった大学生活が恋しいと感じる人は、「これからもっと楽しい生活が待っている」と考えるようにしましょう。
社会人になれば、仕事をしなければならないので自由が少ないように感じてしまいますが、それと引き換えにお金が手に入ります。
企業に勤めていれば毎月お給料が入り、さらにはボーナスも手に入ります。
学生時代にしていたアルバイトとは比較にならないほどの経済的余裕が手に入り、その分行動範囲を広げることが出来ます。
生活水準を自分の力で上げることが出来、自立することが出来ます。
この先には学生の頃には味わえなかった新たな自由を手にするのです。
「友人と別れるのが寂しい」と感じる人へ
友人とさよならするのが寂しいと思っている人は、「これからも友人なのは変わらない!お互いに成長してまた会おう!」と思えばいいのです。
別に大学を卒業したからといって、友人の関係が崩れる訳ではありません。
これからもずっと友人なのです。
転勤など物理的な困難はあるかもしれませんが、うまく休日の予定を合せれば会うことだって可能です。
そして会った時には、
- お互いが今どんな生活を送っているのか?
- 仕事はどんな感じなのか?
- 結婚は考えているのか?
などの話をすればきっと楽しいです。
こうした楽しみが待っていると思って、「さよなら」ではなく「また近々会おうね」と言って卒業を迎えましょう。
きっと楽しい未来が待っています。