雷が遠くでゴロゴロ鳴っている分にはよいですが、近くでバキバキキリキリ鳴っている時は結構怖いです。
「家に落ちるんじゃないか?」
「傘さしてるけど落ちてきやしないか?」
毎年雷による被害者は出ていますし、どう落ちてくるのかは予測不可能なので注意しなければなりません。
そこで、どうしたら雷を回避することが出来るのかについて書いていきたいと思います。
木の下・軒下・柱の近くが危険
これはもう常識になっています。
雷は背の高いものに落ちる性質があります。
そして背の高いものの近くにいると、側撃という形で人間に雷が飛んでくることがあります。
夏は特に雨が多く、雨宿りする人も出てきます。
しかし、夏は積乱雲という雷の発生しやすい雲がよく出来るので、木の下や柱、建物の軒下では雨宿りしないようにしましょう。
⇒雷が発生する仕組み。音がゴロゴロと鳴るメカニズムや原理について。
家のコンセントの近くは危険
家に雷が落ちると、時にコンセントから電撃が飛び出してくる場合があります。
近づかないように。
また、パソコンにケーブルなどのコンセントが付いていると、ぶっ壊れてデータが消える可能性があります。
大切なデータが入っている場合はすべてのケーブルを外すなどして対策をしましょう。
⇒パソコンの雷対策グッズを使って故障を防ごう。雷サージの影響はかなり怖い。
平地で立っていると危険
背の高いものの近くも危険ですが、平地も危険です。
例えば、テニスコートや海岸、ゴルフ場などです。
周りに背の高いものがないと、自分が一番高さのあるものとなってしまい、雷が落ちやすいのです。
最近ニュースで野球をしていた少年に雷が落ちたという報道がありましたが、こうしたことが関係しているのかもしれません。
プールや海は危険
これは誰もが知っていることだと思います。
水は電気を通しやすいことから、プールや海に浸かっていると、遠くで雷が落ちたとしても感電してしまう可能生があります。
また、感電して動けなくなり、溺死してしまう危険性もあります。
雷の危険がある場合は施設のプールや海からはすみやかに離れましょう。
建物か乗り物に入るかしゃがむ
ではどんなところが安全かといいますと、建物や乗り物の中です。
壁や金属のボディを通って雷が地面に逃げてくれます。
しかし、壁の近くからは離れるようにします。
また、直撃は免れても火災が発生する危険はあるので油断は禁物です。
また、外にいる場合は背の高いものから2m以上離れ、しゃがむことが好ましいです。
傘をさしたり、自転車に乗るのも危険だと言われています。