人は多くの時間を他人と過ごします。
その場所も、学校から職場と様々です。
そして、誰かと会話をしていたり、職場の会議などがあれば突然意見を求められることがありますね。
このような場面に遭遇した時、しっかりと意見を述べることが出来るでしょうか?
中にはその場で黙りこくってしまい、その場をシラけさせてしまう人もいます。
ではどうして、テキパキうまく話せる人とうまく話せない人がいるのでしょうか?
ここでは、両者にどんな違いがあるのかを考えてみましょう。
スラスラと話せる人はどんな人か
私の周りにも、自分の意見をキッパリ言える人がいます。
その人はどのような場面でも適当に答えるのではなく、言葉に説得力を含めて話します。
これは私にとってとても羨ましいことですし、いつも「すごいな!」と感心します。
そしてこういう人たちには、ある共通点があるなとも感じます。
それは、
- 自分に自信を持っている
- 物事に対して、信念を持っている
- 人脈が広く、いろんなことに対して知識が豊富
です。
だから説得力もありますし、言っていることにブレがありません。
何かを答える際は、おそらくその場で1から考えているのではなく、日頃考えていることを少し変形させるだけで答えているのだと思います。
これは、毎日の生活の中で自分に関わりのあることをよく考えて過ごしている結果でしょう。
うまく意見が言えない人とは?
逆に、うまくまとまった意見が言えない人は、
- 物事にこだわりがない
- 優柔不断なところがある
- 心が広すぎる
だと思います。
悪いことではないのですが、会議の場などでは聞き役に回りやすく、リーダーシップを取るのがうまくありません。
特に
「みんなが「いい」と言っていれば、自分もそれでいいと思う」
というような考えを持っている人が多いように感じます。
こうして自分の信念やこだわりがないために、どんな場面で意見を求められても、まとまりのあることを話すことが出来ないのです。
日頃から考える習慣がなければ、本番でうまくいかないのは当然のことなのかもしれませんね。
少しでも改善するために
自分の意見がない人や意見をうまくまとめられない人というのは、これまで生きてきた中で他人の意見に触れる機会が少なかった人だと考えています。
また、他人の意見を真剣に考えない人も、自分の意見を作ることが苦手だと感じます。
そもそもこうした人たちは、1つのことに対して多面的に考えるということをしません。
考えのバリエーションが乏しいのです。
そのため、意見がまとまらない思考回路を改善するためには、
- 本
- 新聞の社説
- ニュース内で語られる専門家の考え
に触れることが重要ではないでしょうか?
これらにはどれも1人の人の意見が練り込まれています。
真面目に考えられた意見には説得力があり、価値があります。
こうした他人の考えを知ることで、自分の思考回路もだんだん変わってくるでしょう。
また、こうした世間の動きと私たちの身の回りの出来事は関係していることが多いです。
決して無駄にはなりません。
改善するには時間がかかります。
しかし、時間をかけて様々な意見に触れ、そして普段から考えるクセがついてくれば、どんな場面でも自然と意見をまとめられる力がついているでしょう。
焦らず、場数を踏むことです。
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