自分はマイナス思考だ…
あぁ~やっぱりダメだ…
どうしたらいいんだろう…
こうした考えが長く続くようであれば、残念ながらあなたはネガティブ・マイナス思考の達人です。
しかし、悪いことばかりではないんですよ!
ここでは、ネガティブ・マイナス人間の3つの利点について書いていきたいと思います。
それはあなたの個性!ネガティブだから何が悪い!
「あーこのままで大丈夫なんだろうか…」
と考えてしまうのは、実は誰にでもあることです。
いくらポジティブな人間に見えたって、1人の時には悩んでいます。
完璧な人間はこの世にいない。
誰しもツラい壁にぶち当たることはあります。
悩むということは、その場から逃げることをせず、向き合っている証拠。
本当に弱い人であれば、すぐに逃げ出してしまうでしょう。
そう、あなたは頑張り屋なんです。
そして、それがあなたの個性!
「これが自分なんだ」と認めてあげましょう。
ポジティブ思考にはない、危機回避能力がある!
自分をネガティブだと考えている人は、物事に対してよく考えます。
これはとても良いことです。
ポジティブな人というのは、どんな局面でも「大丈夫だろう!」と勢いで突き進む傾向にあります。
その問題が勢いで解決出来ることであれば良いですが、世の中そんなに簡単には出来ていません。
行くところまで行って、取り返しのつかないことになってしまったら大変です。
逆にネガティブな人はどうでしょうか?
何かをする前に失敗した時のことを考えます。
もう、こうしたクセがついているんですね。
この思考はとても良いことで、事前に物事をよく考えることで、将来訪れるであろう危機を回避する可能性が高まります。
どうですか?
これはポジティブ・楽観主義に勝っている能力です。
ネガティブ思考は将来の最悪な事態を想定し成長する!
人は「何かを成し遂げたい」というポジティブな野望で成長します。
ただ、成長の原動力はそれに限りません。
例えば、学校のテストを例に挙げてみましょう。
Aさんは、「テスト勉強しなくてもどうにかなるだろう」と安易に考えていました。
Bさんは、「テストでいい点が取られなかったら、2年後の受験の結果に響くことになる、あー先が思いやられる。勉強したくないけど、やらないと…あー嫌だ…」
Aさんのような考えの人は勉強しないです。
しかし、BさんもAさんと同様勉強は嫌いでも、嫌々します。
結果、Bさんの日頃の努力の積み重ねは無駄にはならず、大きな結果を残す可能性が格段に上がります。
これも“将来の最悪な結果を想定する”ことが出来るネガティブ思考のおかげです。
あなたが勝手にポジティブ・ネガティブと判断しているだけで、実際はそういう人はたくさんいます。
そういう感情を我慢して表に出さないだけです。
また、上記のように良いこともたくさんあります。
ネガティブは優れているのです。
無理に直す必要などないと思います。
あなたにはあなたなりの道があり、それを選んで進んでいけば良いのですから。