人間関係、楽しいこともありますが、決して楽ではありません。
嫌いな人、苦手な人はあらゆるところに存在します。
それを示す言葉は昔からあります。
- 犬猿の仲
- 水と油
- 折り合いが悪い
- そりが合わない
- 泥沼関係
もちろん、私のまわりにも苦手な人、嫌いな人はいます。
ここではそんな取っつきにくい人たちとの接し方について書いていきたいと思います。
苦手な原因を考えてみる
最初に、どうして相手のことが苦手、あるいは嫌いだと感じているのでしょうか?
- 価値観が違う?
- 相手の性格が自分と合わない?
- なんだか気に食わない?
価値観が違う?
学校でも職場でも、共同作業をすることがあります。
その時に、一緒に作業をする相手と意見が合わず、自分の思い通りの工程で進めないことがあります。
特に相手には悪気はないんだけども、それに自分が振り回されることがあります。
こうした時はイライラをどうにか抑え、とにかく話し合いが必要です。
そして相手が頑固で動かない時は、時に遠回りでも相手に付き合ってみることも必要です。
言い合うだけで疲れてしまうからです。
もしあなたの言っていることが正しければ、時間がかかっても気付いてくれるでしょう。
相手の性格が自分と合わない
これは、相手との空気感・雰囲気・テンションが違う時などに起こります。
「せっかく盛り上がってるのになんであの人テンション低いんだろう?苦手だな…」
「無理してまで同じテンションになりたくない。そんなに盛り上がれない。あの人とは合わないな…」
人は同じようなテンションの人と一緒にいるほうが居心地が良く、自然体でいられるので楽です。
逆に、無理をしないと付き合えないような人は苦手になってしまいます。
なんだか気に食わない?
「あの人なんなの?」
「周りにあんなに愛想よくしちゃって」
特に理由はないけど、関わりたくない人がいる場合があります。
これは理由の1つとして、
- 自分にはない相手の性格がうらやましい
- ねたみ
があります。
本当は「ああいう性格になってみんなと楽しくしたい」と思っているのに、その裏返しで嫌ってしまうのです。
遠慮してはいけない。立場は同等だと考え、構える
理由はどうであれ、苦手な相手と関わりを持つ時に敬遠・遠慮してしまうことがあります。
しかし、そうすると相手からは「なんで避けられてるんだろう?」と疑問に思われ、さらに気まずい雰囲気が形成されていきます。
もしかしたら糸口があるかもしれないのに、仲良くなるチャンスをシャットダウンしていることとなります。
あまり関わりのない人なら良いですが、同じ組織の中の人であれば、これから何度も顔を合せることになります。
そこで、
- 自分からは変に避けない、気にしない素振りはよくてもわざと遠ざからない
- 遠慮をしない、常に同等の立場だと構える
をするのです。
そうすることで、相手から変に警戒されることもなく、さらに同じ土俵・同じ立場だと意識することで、相手から少しでも“下”だと思われないようにします。
舐められてしまうことで自分の居心地は悪くなってしまいますが、少しでも尊敬されるような立場を確立すれば相手のほうから寄ってきます。
それは、人は自分よりも能力のある人・尊敬する人に興味を持ち、近づこうと思うからです。
嫌い・苦手な人がいても、普段の自分らしさを意識して振る舞うよう心掛けましょう。