1/22、午前9時!
ついに錦織圭の全豪オープン2回戦が始まりました。
相手は世界ランク86位のイワン・ドディグ(イバン・ドディッグ)選手!
さて、その模様をリアルタイムで紹介していきたいと思います。
随時更新!
錦織圭が勝ちました!
スコア
第1セット:錦織4-6ドディグ
第2セット:錦織7-5ドディグ
第3セット:錦織6-2ドディグ
第4セット:錦織7-6ドディグ
※第4セットのタイブレークは錦織7-0ドディグ
錦織3-1ドディグで、
錦織が勝利を収めました!
第1セット
第1ゲーム:錦織のサーブ
コイントスではドディグが勝ちましたが、レシーブを選択しました。
第1ゲームは錦織のサービスゲームとして始まります。
まず最初のポイントは錦織のバックハンドのエースから始まりました!
セカンドサービスの時にドディグの回り込みの攻めが見られましたが、ラリー展開になった時には錦織の落ち着きが見て取れます。
安定感あり。
このゲームをキープ。
錦1-0ド
第2ゲーム:ドディグのサーブ
ドディグは190kmを超えるフラットサーブ、スライスサーブをセンターに入れてくるなどかなり調子がいい様子。
錦織はサーブに苦しみました。
あっさりとドディグキープ。
錦1-1ド
第3ゲーム:錦織のサーブ
このゲームは3ポイント連続で取られてしまいます。
ドディグは最初のポイントで見事にロブを決め、流れを作ります。
その後錦織はバックのダウンザラインでエースを決めます。
しかし、次のポイントでドディグはネットプレーで錦織を翻弄。
なんとドディグにブレークされてしまいます。
錦1-2ド
第4ゲーム:ドディグのサーブ
なんとか早めにブレークしたい錦織。
得意のドロップを仕掛けるもネットしてしまいます。
それでも次のポイントではドディグのセカンドサービスを叩き込みリターンエース!見事!
さらにまたまた同じようにライジングでリターンエース!
ブレークポイントを握ります。
そしてラリー展開からストレートにフォアハンドのエース!!!
すぐにブレークに成功します。
錦2-2ド
第5ゲーム:錦織のサーブ
ドディグのリターンがとても深く、錦織は苦しみます。
あっという間に0-40のピンチ。
なかなかファーストサーブが入りません。
その後錦織がエンドラインをギリギリ捉えるショットでエース。
が、次のポイントでラリー中にネットにかけ、このゲームをまたもや取られてしまいました。
錦織がセカンドサーブになった時にドディグがかなり攻撃を仕掛けてきます。
錦2-3ド
第6ゲーム:ドディグのサーブ
このゲームもとにかくドディグのサーブが強烈!
ドフラットの207kmボールをセンターにぶちこんできました。
そしてラリー戦になるとドディグはかなりコートの後ろにポジションを置き、警戒しています。
このゲームをキープ。
錦2-4ド
第7ゲーム:錦織のサーブ
ドディグはかなり強気の姿勢です。
錦織のファーストサーブも強烈にリターンしてきます。
また、やはりセカンドサーブになった時はエースも取ってきました。
錦織はまだ本調子ではないようです。
得意のショットもサイドアウトをするほど。
ただ、ファーストが入った時は有利に進められている様子。
なんとかキープします。
もう少しファーストの確率を上げたいところです。
錦3-4ド
第8ゲーム:ドディグのサーブ
ここでニューボール。
しかしドディグ、いきなりダブルフォルトです。
それでも錦織の表情は少し曇り気味。
ドディグのサーブのコースを読み切れていません。
うまくフラットサーブを打ち分けられているので、サーブで崩されてしまうのです。
また、サーブ&ボレーでも攻められ、錦織は左右に振られてしまいます。
デュースまで行くも、結局ドディグキープ。
錦3-5ド
第9ゲーム:錦織のサーブ
ここまでで錦織のアンフォースドエラーは10本。
“攻めてミス”というパターンが見受けられます。
そのあと錦織はスライスロブをきれいに決めるものの、次のポイントでダウンザラインがちょいアウト、ラリー戦ではネットに。
ですがなんとか、なんとか、錦織キープしました。
錦4-5ド
第10ゲーム:ドディグのサーブ
お願い!このゲームで錦織選手にブレークしてほしいところ!
最初のポイントでは錦織がスピードを落としたリターンで、自分のペースにラリーを持ち込み、モノにします。
次もスローペースからのラリー&急にスピードを上げたショットで錦織ポイント!
でも…
ここからドディグが2ポイント連続でサーブ&ボレーが決まります。
また、ドディグのネットプレーが光ります。
さらに最後のセットポイントではドディグのバチコンフラットサーブが炸裂し、なんと錦織はこのセットを落としてしまいました。
第1セットのスコアは、
錦織4-6ドディグ
第2セット
第1ゲーム:錦織のサーブ
このゲーム、錦織は落ち着いたイメージで入りました。
サーブも良く、ドディグの攻めたショットもアウトし、ラブゲームキープ。
錦1-0ド
第2ゲーム:ドディグのサーブ
最初のほうはよくドディグのサーブに適応しています。
さらにラリー戦になるとかなり錦織のペースです。
しかしドディグはここで流れを変えようと、無理をして2本連続でサーブ&ボレーでポイント。
なんと逆転でドディグがキープに成功します。
サーブが速くて強い…
錦1-1ド
第3ゲーム:錦織のサーブ
もう見ていると、ドディグは錦織とラリーをする気がありません。
どんどんネットに詰めてきます。
そしてそのプレーがうまく行き、錦織が苦しめられています。
リターンの当たりが強く、深いです。
また、ドディグのドロップが決まり、錦織は動きが封じられるほど。
流れはドディグです。
…
錦織選手がなんとか粘ってキープ!!!
錦2-1ド
第4ゲーム:ドディグのサーブ
NHKだとここでニュース挟んでました。
ホント止めてほしい。
おーっと!
いつの間に15-40と劣勢…
そしてラリー戦になるとドディグがめちゃくちゃ後ろに構えるので、錦織のショットがほとんど取られてしまうという始末。
ドディグキープ。
錦2-2ド
第5ゲーム:錦織のサーブ
ん~!
ドディグのコートカバーリングがすごい。
錦織のドロップショットがなんなく取られてしまいます。
逆にドディグにドロップショットで翻弄されとる~~~
でも、またまたなんとか錦織がキープしてくれました。
良かったーーー!
錦3-2ド
第6ゲーム:ドディグのサーブ
頼む!錦織圭、ブレークしてください!
…
ん~
ドディグのサーブがエースになります。
それだけスピードが速いです。
ドディグキープ…
まだ錦織選手は本調子が出ていません。
錦3-3ド
第7ゲーム:錦織のサーブ
このゲームではドディグのミスが目立ちました。
ネットやアウト。
さらに錦織のサービスエースが炸裂!
錦織キープ!
ドディグにはこれまでにないミスが見られました。
錦4-3ド
第8ゲーム:ドディグのサーブ
かー、ドディグの強烈スライスサーブがセンターに決まります。
錦織から逃げていくボールなのでこれは取れません。
ドディグのサーブ、フォア、バックがもう大砲のようです。
バチコンバチコンしてきます。
最後はいいサーブが2本連続で決まり、ドディグがキープ。
錦4-4ド
第9ゲーム:錦織のサーブ
サーブはファーストが入れば結構いい流れに持って行けてます。
ドディグはフォアの強打をネット、さらにリターンをネット。
最後は錦織がサービスエースでキープします!
よっしゃ!
少しずつ錦織にもリズムが生まれてきているように見えます。
錦5-4ド
第10ゲーム:ドディグのサーブ
いきなり、ドディグのサーブがセンターにエース。
錦織はデュースサイドのドディグのサーブに苦しんでいます。
このゲームはサーブで決まった感じです。
ドディグキープ。
錦5-5ド
第11ゲーム:錦織のサーブ
とてもハラハラする展開です。
いつドディグの猛烈ショットが飛んでくるか…
錦織はミスをしないか…
このゲームはドディグがリターンミス(アウト)を連続でしたので、なんとかキープ出来ました。
次のゲームでブレークしたい!
錦6-5ド
第12ゲーム:ドディグのサーブ
ここで「錦織!」コールです。
場内もかなり錦織を応援しています。
錦織が深いリターンで最初にポイント!
次は前に出てきたドディグがボレーをネットにかけ、ポイント!
次は錦織のショットが白帯に当たり、それが相手コートに入ってラッキーポイント!
このあとはドディグのサーブが強烈で1点落としましたが、その後のポイントでは錦織のショットが冴え、ドディグが大きくサイドアウトします。
やったー!!!このセットは錦織選手が取りました!!!
第2セットのスコアは、
錦織7-5ドディグ
第3セット
第1ゲーム:錦織のサーブ
大きく「錦織コール」が聞こえます。
あーっと、今日初めてのダブルフォルトです。
でもそのあとはお得意のバックハンドのダウンザライン!
そして次のポイントがダイナミック!
錦織が思いっきりボレーを叩き込みました!
いい立ち上がりでこのゲームをキープ!
錦1-0ド
第2ゲーム:ドディグのサーブ
あーっと!錦織のコートカバーリングは見事だったのですが、惜しくもアウト。
ここでドディグのセンターへのサーブが2連続でエース。
この“センターへのサーブ”が入ってしまうとなかなか攻略することが出来ません。
ドディグキープ。
錦1-1ド
第3ゲーム:錦織のサーブ
ここの錦織のプレーは見応えあり!
スマッシュやロブなど、引き出しの多さが感じられます。
でもドディグも負けていません。
リターンエース、ラリーからのバックハンドのダウンザラインエースが決まります。
この超ハラハラゲームはなんとか錦織がキープしました。
はぁ~、ハラハラした!
錦2-1ド
第4ゲーム:ドディグのサーブ
9ゲームごとにニューボールに変わるので、ここでニューボールです。
ドディグのサービスゲームの時は、
- ファーストが入れば錦織劣勢
- セカンドになるとラリー戦になる
といったところです。
ここで23回続くラリー戦が!惜しくもこのポイントは錦織が落としてしまいました。
15-15
次のポイントは錦織のしびれるバックハンドのダウンザラインがエースになります。
次は錦織がスライスを混ぜた組み立てでポイント!
さらにさらに最後は長いラリーを錦織が制しブレイクに成功!
錦3-1ド
第5ゲーム:錦織のサーブ
このゲームは簡単にサーブで3ポイント連取!
そしていいリズムでラブゲームキープです。
いい感じです。
錦織の攻めが安定してきています。
錦4-1ド
第6ゲーム:ドディグのサーブ
ストローク戦ではドディグが最初に攻撃をしかけるもネット。
しかしその後はドディグのサーブが安定感を増してエースを連発します。
ドディグのキープ。
錦4-2ド
第7ゲーム:錦織のサーブ
このゲームは少し錦織が苦戦しています。
自分からのミスが…
それでも最後はドディグの攻めたショットがネットに当たりサイドアウト。
錦織の表情を見ると、あまり納得のいっていないような様子ですが、なんとかキープできました。
錦5-2ド
第8ゲーム:ドディグのサーブ
最初は錦織のリターン&ボレーが炸裂します!
そして次はフォアハンドのダウンザラインを錦織が決めます!素晴らしい!
セットポイントでは、錦織のバックスライスリターンが鋭くダウンザラインにエースで決まります。
取ってくれました、錦織選手が第3セットを!
第3セットのスコアは、
錦織6-2ドディグ
第4セット
第1ゲーム:錦織のサーブ
さて、このセットで決めてほしいところです!
勝負の第4セット始め!
まずは錦織のセンターへのサーブをドディグがネット。
そして錦織のかなり踏み込んでのバックショットがクロスにバコーンと決まります。
また、ドロップショットでドディグを翻弄。
このゲームをキープします
錦1-0ド
第2ゲーム:ドディグのサーブ
このゲームではドディグが少しスライスを入れたファーストサーブが効いています。
錦織は崩され、ドディグキープ。
錦1-1ド
第3ゲーム:錦織のサーブ
錦織が攻め込まれるもロブで交わしたのですが、それをドディグがうまく処理、そのあとの錦織のドロップショットがわずかにサイドアウトし、失点。
あまり良くない流れで30-30
そしてドディグは強気で攻めてきました。
…残念なことにブレークされてしまいました。
早めにブレークし返したいところ
錦1-2ド
第4ゲーム:ドディグのサーブ
ここで「錦織コール」です。
多くの日本人の声も聞こえます。
しかしサーブがワイドに205kmと速い…
だんだんとドディグが息を吹き返してきました。
サーブが安定してきてキープ。
ドディグの、「強引にでも攻めていこう」という気迫が伝わってきます。
錦1-3ド
第5ゲーム:錦織のサーブ
このゲームはファーストサーブが2連続で入りませんでしたが、それでもラブゲームでキープに成功しました。
錦2-3ド
第6ゲーム:ドディグのサーブ
勢いを増すドディグ。
いきなりサーブ&ボレーでポイントします。
なんともアグレッシブ。
もともとダブルスも得意なドディグはネットプレーがうまいのです。
サーブで崩される錦織。
このゲームではドディグが3つのサーブ&ボレーを決めました。
キープ。
錦2-4ド
第7ゲーム:錦織のサーブ
このゲームでは錦織のサーブが冴えます。
一気に3連続ポイント。
このあと一度ダブルフォルトをしてしまいますが、すぐあとのポイントでドロップショットをきれいに決め、このゲームをキープしました。
次でブレークしてほしいところです。
錦3-4ド
第8ゲーム:ドディグのサーブ
変わらず積極的なドディグ。
とにかくチャンスがあればネットに出てきます。
錦織はそれに対応できていません。
連続してどんどん前に出てきます。
ドディグキープ。
非常に厳しい戦いです。
錦3-5ド
第9ゲーム:錦織のサーブ
ここで嫌な雰囲気が漂います。
錦織のサーブがアウトのコールでしたが、チャレンジをすると、ボールが線にかかっていて「入っている」との判定が。
ですが、そのボールに少しでもドディグが触れていたということで、錦織のポイントではなくてやり直しになってしまいました。
審判に抗議していた錦織も諦めました。
それでも錦織は冷静でした。
ラリーに入ると的確なショットでこのゲームをキープします。
錦4-5ド
第10ゲーム:ドディグのサーブ
手に汗握る戦いです。
かー!
錦織連続2ポイント!
でもドディグが前に出てアタックしてきた!
そして錦織のリターンがアウト…
30-30
ひょー!
ラリー戦で錦織が相手の逆をついてエース!
ほっほーい!
ネットプレーに出てきたドディグに対して錦織はボディに鋭いショットをお見舞いしました。
それがエースとなりブレークに成功!
錦5-5ド
第11ゲーム:錦織のサーブ
もう白熱しています!
しょっぱなから錦織のエンドラインからのグランドスマッシュが炸裂!
素晴らしいプレーでキープします!
錦6-5ド
第12ゲーム:ドディグのサーブ
場内は「錦織コール」
勝負の第12ゲームです!
ん~。ドディグのいいサーブが2本決まります。
それでも錦織もうまい切り替えしで前に出てくるドディグの足元にボール沈め、ポイントします。
デュースに。
そしてそのままドディグは気迫でキープします。
タイブレークに!
錦6-6ド
タイブレーク
- 最初は錦織がサーブでポイント
- 次はドディグのサーブをミニブレーク!
- 次は錦織のゆったりとしたラリーで自分のペースに引き込み、ドディグアウト!錦織3ポイント連取!
- 次もラリー戦でドディグがネットにかけます。
- さらに次の錦織サーブがいいところに決まり、ドディグネット
- っはー!錦織がネットプレーでここまで6ポイント連取!
- やったー!ラリー戦でドディグがネット!勝利!
第4セットのスコアは、
錦織7-6ドディグ
※タイブレークは錦織7-0ドディグ
錦織圭のコメント
錦織選手は「まるで日本にいるようです。日本人だけでなく世界中の人に応援されて嬉しい」というようなコメントをしていました。
試合のデータについて
Match Time:2h 47m
ドディグ-錦織圭
63 -First Serve %- 66
16 -Aces- 7
2 -Double Faults- 3
42 -Winners- 52
35 -Unforced Errors- 26
3/5 -Break Points Won- 5/7
19/34 -Net Points Won- 14/26
109 -Total Points Won- 129
まとめ
ドディグは86位ということだったので、正直なところ「錦織選手が楽勝で勝つのかな?」と思っていたのですが大間違いでした。
かなりダイナミックな攻撃(センターへの200kmを超えるフラット系スライスサーブ、サーブ&ボレー等)がたくさんありました。
第1セットは取られてしまってとてもヒヤヒヤしましたが、錦織選手は自分のプレーを貫き通し、見事逆転勝利しました。
特に、“第2セットの第12ゲーム”と“第4セットの第10ゲーム”でドディグのサービスゲームをブレークしたのがデカかったです。
本当に良かった!
感動をありがとう!
次の試合も応援します!