学校や職場など、色々な集団の中で活動していると、どうしても自分と合わない性格の人が出てきます。
そうした時、まったく関わらないのか、それとも表面上の付き合いをするのか、はたまたしっかりと関係を築いていくのか悩むところです。
さて、ここでは、嫌いな人としっかり関係を築き、好きになる方法について考えていきたいと思います。
どうして嫌いになったのか、原因を探る
“嫌い”といっても、様々な要因があると思います。
まずは根本の原因を考えることから始めましょう。
- 相手がわがままだから嫌い?
- 自己中心だから?
- 自分の想い通りに動いてくれないから?
- テンションが違い過ぎる?
- 人間関係を構築する時に人を差別している?
もしかしたら、何か改善の余地があるかもしれません。
人を嫌いになると、一方的に相手が悪いと思い込んでしまいがちですが、自分に原因がないか確かめてみましょう。
相手に合わせる。妥協する
相手に合わせることで、何か折り合いをつけることが出来、うまく付き合っていけるかもしれません。
- 相手のテンションに合わせてみる
- 相手の考えに同調してみる
など、積極的に相手そのものを受け入れる体勢を整えるのです。
最初は苦痛を感じることもあるとは思いますが、人とは時間とともにある程度慣れる生き物です。
自分から相手を受け入れれば、次第にその姿勢が相手に伝わり、好意を持ってくれるようになるかもしれません。
「嫌いだから」と突け放すのではなく、自分から歩み寄ってみましょう。
自分のペースに引き込む
相手を自分のペースに引きずり込んでいく方法です。
といっても決して“力ずくで”ということではなくて、自分のことを相手にもっと知ってもらうのです。
お互いにどんな人か分からないと、近寄りがたい状態になってしまいます。
しかし、相手が自分のことを知ってくれれば、変な警戒心がなくなり、相手のほうから近づいてくれる可能性が高まります。
この方法は、相手のいるところで積極的に、本来の自分を出していくことが必要になっていくので時間はかかると思います。
ですが、いつの間にか相手が親しみを持ってくれていたり、好意を抱いてくれていることにつながるので、意識的にアピールをするのが良いでしょう。
嫌いな人とは、“自分にとって嫌な部分だけが目立っている人”のことです。
きっと、“良いところ”だってあります。
そこを見つけることが出来れば、仲良くなれる糸口を発見することが出来るでしょう。