根暗ってとてもキツい言葉です。
なぜなら「性格が根っこの部分から暗い」ということなんですから。
私が昔「根暗」と言われた時にはかなり傷付きました。
自分で自分自身を根暗だと思うのはまだいいですが、他人から言われるとかなりの精神的ダメージがあります。
さてここでは、「根暗」は本当に悪いことばかりなのか?どんな特徴があるのか?について書いていきたいと思います。
根暗な人の特徴
「根暗」という言葉は、ネガティブ寄りな言葉です。
ポジティブな言葉に変換すると、「落ち着いている」「冷静」「物静か」「おしとやか」になります。
特徴としては、
- 周囲で盛り上がっている時に、テンションに変動がない
- あまり笑わない
- 声のボリュームが小さい
- インドア
- 自信がなさそう
- ノリが悪い
などでしょう。
周りに与える影響が少ないために、周囲からの注目が集まりにくく、面白味がない人と思われてしまいがちです。
根暗な人のメリット
やはり「根暗」と言ってしまうと、マイナスに聞こえてしまうので、ここでは「落ち着いている」「おしとやか」としましょう。
こうした人たちは、周りから信頼されやすいと思います。
あまり“ハメを外す”、“ふざける”という行為をしないからか、「この人に頼んだらしっかりこなしてくれるだろう」と思われます。
いざと言う時に頼りになるのです。
また、こんな風にも考えてみましょう。
“根暗な人は最初からあまり期待されていない”
その理由は、
- 「何だか得意なことが無さそう」
- 「自分よりも行動力が無さそう」
- 「どんな人かよく分からない」
と思われているからです。
そのため、特技や尊敬される技術をさらりと見せることが出来れば、ギャップにより一気に「すごい人」と崇められるでしょう。
「根暗だから…」
ではなく、
「まだ挽回のチャンスはいくらでもある」
と思えばいいのです。
⇒ネガティブ・マイナス思考を改善したい?そんな思考にも良いところがある。3つの利点。
根暗な人のデメリット
根暗な人は、控えめで、発信力が乏しい傾向にあります。
そのため、
- 「あの人はどんな人か分からない」
- 「未知」
- 「何考えてるのか分からないから取っつきにくい」
と思われてしまいます。
万が一自分のことを根暗だと考えている場合は、やはり周りに自分の個性を知ってもらい、覚えてもらわなければないと思います。
(それが出来れば根暗ではないのでしょうけど)
もし根暗な性格を打破したいのならば、積極的に部活、社会人サークル活動に参加するなどして、徐々に自分を変えていくべきでしょう。
性格というものは、そう簡単に変えられるものではありません。
自分の意識だけではなく、環境(周囲にどんな人がいるのか)にもかなり影響してきます。
自分を変えたい時は、自分を変えてくれそうな人のいる場所に飛び込んでみることが大切なのです。