避暑地という言葉はよく聞きますので、馴染みがありますね。
しかし、ふと思いました。
避暑地の逆は何だろうかと。
それは「避寒地(ひかんち)」です。
今回はこの「避寒地」について書いていきたいと思います。
避寒地とは?
避寒地とは、寒さを避けるための場所のことです。
見て文字の通りですね。
ただ、「避寒地」という言葉があることに驚いたというか、全く馴染みがなかったので「へぇ~」という感じです。
「避寒地」がよく使われるのはヨーロッパなど、本当に寒い場所ではないかと考えます。
ヨーロッパでは夏と冬にバカンスをするのが当たり前となっています。
そして冬には暖かい場所で休暇をとる人もいます。
このバカンスの行き先こそ「避寒地」です。
ヨーロッパではバカンスの時期に会社を閉めるところもあるほど。
それだけバカンスを大切にしている理由は、宗教や日本との考え方の違いです。
「仕事」よりも「自分たちの生活」を大切にしているのです。
だからバカンス時には2週間~1ヶ月ほどの休暇をとるんですって。
貧乏な家庭でもバカンスには行く家庭が多いのですから、思い切っていますね。
日本国内に避寒地はあるのか?
日本は温暖湿潤気候。
年較差(夏と冬の気温差)が激しく、冬はほとんどの地域の気温が下がります。
そこでやはり、日本の避寒地と言えば“沖縄”が挙がります。
真冬でも平均気温は10~20度とそこまで寒いわけではありません。
とても過ごしやすいです。
ただ、日本ではバカンスという習慣もありませんし、家で暖房を付けていたほうが快適だと感じる人も多いと思います。
これからも日本では「避寒地」という言葉は流行らなそうです。