会社を1年以内に辞めてしまうと、立場的に結構中途半端なので、どんな就活方法があるのかよく分からないのですよね。
一応、サラリーマン経験はあるので「第二新卒」という人材にはなりますが、大して社会人経験を踏んでいるわけではないので即戦力にはなりづらくって…。
ちまたでは、大学を卒業してから3年以内は新卒として扱われるなんて聞いたことがありますけど、現実的には、会社は第二新卒と新卒を同等には扱ってくれません。
じゃあ1年未満で会社を辞めた第二新卒にはいったいどんな道が残されているのでしょうか?
考えていきたいと思います。
一度会社に勤めているなら転職組!
「大学を卒業してから3年以内は新卒扱い!」なんてこんな言葉は鵜呑みにしないほうがいいです。
会社を数ヶ月で辞めていようと、1年以内で辞めていようと、一度会社勤めをしたのならあなたはこれから“転職活動”をすることになります。
履歴書には職歴を書くことになりますし、それを元に面接官も「あなたは前の会社でどんなことをしていましたか?」「なぜ前の会社を辞めたのですか?」と聞いてきます。
どこが新卒扱い?
世間は全然新卒扱いなんてしてくれませんよ!
僕だって前の会社を数ヶ月勤めただけでしたけど、どこの企業も新卒扱いなんてしてくれませんでした。
だから、1年以内で退職した人は、「これから俺(私)は転職活動をすることになるんだ!」と頭に入れておきましょう。
応募も基本、新卒向けに募集している求人は使いません。
面接官は第二新卒をこのように見ている!
面接官は第二新卒の人間を以下のような感じで見ています。
- 最低限の社会人マナーはすでに身に付いているのだろう
- 社会人経験はまだまだだな。この点ではほとんど新卒と変わらないだろう
- 若いんだから新卒のように元気がなくては困る!
- なんで前の会社を辞めたのか?理由は重要だな!
これらは僕が実際に転職活動を通して、面接官からの質問内容から感じたことです。
また、第二新卒のイメージはずばり、“訳あり”商品です。
“訳あり”商品には具体的に、「訳あり明太子」とかありますけど、要するに、どこか問題はあるけどその分安いよ!ってことです。
「前の会社を辞めているので何が問題があるかもしれないけど、その分若い人材だよ!」
これが第二新卒。
第二新卒を採用してくれる企業は限られてくる
ここまでくればもうお分かりでしょうが、第二新卒を欲しがる企業は限られてきます。
どういうことかというと、「何か問題はあるかもしれないけど、とにかく若い従業員が欲しい!」と思ってくれる企業が特に第二新卒を採用してくれるのです。
でもまぁ、能力があれば別ですけど。
なので、第二新卒は「第二新卒でも可」の求人を探さなければなりません。
これはハローワークの第二新卒相談コーナーに行ったり、第二新卒用の求人情報を集めている転職サイトへ登録すれば見つかります。
まずは自分の立場を踏まえた上で、その身の丈にあった求人を探すのが、正社員への近道ですね。