「第二新卒で転職をすると給料が下がる!?」
こんなことを聞くと、せっかく転職活動を始めたいのに、する気が失せてしまうと思います。
しかし、そんなに心配はいりません。給料が減る理由を理解できれば納得できますし、打開策を見つけることも可能です。
そこで今回は、なぜ第二新卒が転職をすると給料が下がるのかを紹介していきたいと思います。
第二新卒の転職で給料が下がる理由
大手企業への転職は厳しいから
仮にあなたが現在、大手企業に勤めているのなら、第二新卒として転職をすることで今よりも規模の小さい企業へ行くことになるでしょう。
なぜなら、第二新卒は大手企業に転職することが難しいからです。
ほとんどの大手企業は、新卒か、社会人経験豊富で即戦力となる人材しか受け入れません。わざわざ中途半端な第二新卒は採用しないのです。
逆に、中小企業は人材不足で、少しでも若い人材を欲しているので、第二新卒に需要があります。
結果、多くの第二新卒は中小企業へと転職していくこととなります。だから給料は前の会社よりも下がりやすいと言われているのです。
社会人経験がある第二新卒でも給料は新卒扱いになることがあるから
私の知り合いに、社会人経験半年で、会社を辞めた後はフリーターになり、25歳になってとある企業に転職を成功させた人がいます。
この人に話を聞くと、お給料は23歳の新卒の人と同じ分しかもらえていないそうです。
もし、新卒の頃に入った企業のまま25歳になっていれば、それなりに昇給もしていたでしょうけど、第二新卒で転職をしてしまったので、給料の額は新卒レベルから始まることになってしまったのです。
ですから、たとえあなたが20代後半だったとしても、その年齢に見合った給料を最初からもらえるとは限りません。このことを覚えておきましょう。
まとめ
「第二新卒の転職は給料が下がる」と言ったって、それは最初だけですし、努力次第では昇進して昇給もあるでしょうから、あまり心配することではないと思っています。
それよりも、転職先の仕事を誇りを持って取り組めるかどうかが重要。転職するからには失敗は避けたいですから。
転職先を決める際には、しごとセンターやジョブカフェ、人材紹介会社などのサービスを利用し、相談しながら慎重に求人を選ぶことをおすすめします。